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下請け案件を中小零細の制作会社が請けてはいけない6つの理由

2014.08.19

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アットノエル代表の水上です。

あなたの会社はいわゆる「下請け案件」をどのくらい請けおっていますか?

わたしの会社では、お客さまからの直接のご依頼やご紹介がほとんどです。基本的に下請け案件はお断りしています。

必ずしも、下請け案件がいけないとは言いませんが、直接お客さまと取引をせず、間に広告代理店や大手制作会社が元請けとして介入する下請け案件の場合、なかなかメリットを得ることが難しいと考えているからです。

今日は、その理由をひとつづつ紐解いていきましょう。

 

1.考え方・進め方・あらゆることが違う

会社が違えば、当然考え方が異なります。

プロジェクトの進め方、ヒアリングの仕方、制作ルール、戦略の方針etc...。企業価値観が違うワケですから当然です。こちらからの提案等に聞く耳を持ってもらえれば良いのですが、そうでない場合も往々にしてあります。

その場合、自社のノウハウを存分に発揮できなかったり、疑問を持ちながら制作作業に向き合うことになってしまいます。デザイナー・エンジニアからすれば、単純に不慣れな方法での制作を強いられ、結果的に制作時間も通常よりかかってしまう可能性が高いです。

それだけならまだしも、戦略方針に疑問が残ってしまうような場合、「こんなもので本当に成果が出るの?お客さんは満足するの?」などと疑問を抱えながらの作業となってしまいます。

「本当はもっとこうした方が良いのに…」そんな風に思いながら進めていると、あたかも「悪いことをしている」ような気にさえなってしまいます。

 

2.スケジュール管理が難しい

基本的にスケジュールの管理は元請け会社さんが担当することが多いです。元請け会社さんのディレクション能力次第ではありますが、いわゆる「無茶ぶり」にも対応する必要が出てきます。ただでさえ難しいスケジュール管理。労働時間のコントロールがより一層難しくなっていきます。

 

3.必要以上に気を使う

また、元請け会社さんの名刺・メールアカウント等を使用して、ディレクションから行う場合もありますね。この場合、電話でのやりとりは会社の電話が使えないため、携帯で行ったりします。

社名を言い間違えないようにしたり、メールアカウントを間違えないようにしたり、非常に気を使わなければなりません。言ってしまえば、お客さまに対し、嘘をつき続けなければいけません。

もっと言えばまじめな方ほど、元請け会社さんの企業理念や制作方針にまで気を使う方もみえます。

 

4.自社の成果物にならない

成果物は当然、元請け会社さんの実績となります。契約内容次第ではありますが、どんなに苦労して制作したとしても、それがどんなに有名なサイトになっても、自社の実績としては公言できない場合がほとんどでしょう。

 

5.万が一の場合の責任

ひどい場合ですと、何かしらのトラブルがあった場合、その責任だけ押し付けられてしまう場合もあるようです。契約書を交わすことはもちろん、契約内容にも注意が必要です。

 

6.制作費用が安い

では、これらに対し、それに見合った報酬が得られるかと言うと、難しい場合が多いです。むしろ通常よりも費用を抑えなければならない場合も多いのではないでしょうか?

大規模なプロジェクトであれば、ある程度の費用はいただけるかもしれませんが、利益率でいえば、決して良くはないでしょう。

元請け会社さんの利益が必要であり、お客さんの予算は決まっているわけですから当然ですね。

 

まとめ:見合った対価がもらえない

事前の交渉や取り決め等で、ある程度防げる部分もあるかと思いますが、言ってしまえば、ストレスやリスク等が増えるばかりで、メリットが少ないんです。ありがたいことに、しばしば広告代理店さま等からのお問い合わせ・ご相談もいただきますが、こういった理由で、アットノエルでは下請け案件を丁重にお断りしています。

依存性のリスクということもあります。下請け案件は営業をせずともある程度、仕事を確保しやすかったりもします。その半面、依存すればする程、当然切られた時のリスクは高まる一方ですからね。

逆に、下請け案件を積極的に受けていくという経営方針なのであれば、交代制にして深夜対応できるようにしたり等、下請け会社を探している企業さんのニーズにとことん向き合った戦略・仕組みづくりを追求した方が良いのではと思います。

 

今日はこの辺で。ではでは。

最後までお読み頂きありがとうございます!
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水上裕之

この記事を書いた人
水上裕之

「伝えたい」を「伝わった」に変えていく!名古屋のWebサイト制作・コンサルティング会社「株式会社アットノエル」の代表をしております。企業文化を大切にしながら「どうしたら社員がもっと楽しく働けるか、働きやすくなるか」そんなことばっかり考えています。セミナー等でお話させていただくこともしばしばございます。

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